■ストプロ・前ぶち Vol.2 岡本達也氏講演会〜寄付本プロジェクト
Vol.2の講師である岡本達也氏は、2010年1月に坪井が代表を務める別団体主催の「前向きぶっちぎりトークライブ2010」のゲスト2人のうちの1人、「ヤンキー記者/ブラジル番長」こと吉永拓哉氏からの強い推薦と出演交渉により実現しました。
2010年は元ヤンさんに始まり、締めは「福岡で知らない人はモグリ」と言われる伝説の元総長登場となりました。
岡本さんは冒頭、「これから話すことは、誤解を招かないとも限らないような内容ですが…」と前置きをして講演を始められました。

(※自らの経験を若い世代へ伝えようとする、熱い志の持ち主・岡本氏)
岡本講師のすぐ前の席には中学生ヤンキー君達が座り、彼らを取り巻くように岡本さんがかつて所属され活躍された財団法人福岡青年会議所のメンバーの皆様、非行やひきこもり等こどもの問題に取り組まれている方、弁護士、元裁判官、元家裁調査官、保護観察官、保護司、学習塾講師、会社経営者、我が子の問題で悩む親御さん他社会人の皆さんがいらっしゃいました。
非行のことをあまり知らない人、知ってはいても想像以上のお話であり、また時代も異なり、ただただ驚きの連続という方も多かったと思います。
中学生ヤンキー君達の反応は、後ろにいたので見ることはできませんでした。
でも、今回の岡本さんの講演の素晴らしさのひとつは、ご職業も様々な顔ぶれプラス年齢も13歳から70歳位の方に向かい、それぞれ「これからは子ども達に話します」とか、「大人の皆様!」と、すべての参観者に向かい、ご経験に基づくヤンキーの先輩として、また同じ社会で生きる大人としてのメッセージを力強く語ってくださったこと。
元ヤン君や現ヤン君たち一人一人に声をかけ、質問をしたり、夢や目標を訊ねられたりと内心ドキドキしながら
参加した彼らとの出会いをとても大切にしていただけたこと有難かったです。
お話の中で印象に残ったのは…
子ども達に
「中途半端な非行は命を落とすよ、やると決めたら一生懸命やってみろ」
「他人に迷惑をかけたり、親を悲しませてはいけない」
「社長になりたいと思えばなれるんだよ、一生懸命がんばれ!」
大人に向けては
「枠からはみ出す程にエネルギーをもった彼らを、社会の枠にはめようとしないで欲しい」
「枠をはみ出した彼らだからこそ、この社会で希望をもち、期待できるんです」
「子どものことを思えばこそ決して甘やかさず、愛情をもって厳しく育てていきましょう!」
「どんな境遇にあっても、それを受け入れそこから自立できるように」
「大人も子ども達に恥じないような綺麗な生き方をしましょう」など。
講演を聞き「難しかった」と感想を語った中学生ヤンキー君たちにも十分理解できるような大人へのメッセージであり、それを頂いた大人の1人として真摯に受け留めました。
会の後半は、元家裁調査官で現在は全国の「非行」関係の親たちの自助グループや少年事件の付添人などで
活動されている正木信二郎さんに加わっていただき、しばし対談。
はじめに一言。
岡本さんのお考えが正木さんの持論に見事に重なっていたことへの驚きと喜びを口にされました。
これまで正木さんから多くのアドバイスやご指導をいただいた人々も本当に驚きましたし、今回のお2人の出会いに感動し、今後のご活躍に大きな期待をもったのでした。
対談後は正木さんにより参加者との質疑応答も行われ、約2時間の講演は実り多い一時となりました。

(※左側が正木氏。まったく生い立ちの違う両名は、若者支援の意見で一致)
最後に私(坪井)から、ストプロ誕生について、そしてストプロが目指すものについて短時間でしたがお話しさせて
いただくくと共に、ストプロハウス(仮称)に利用できる物件探しや、様々な活動への参加やご支援をお願いして
終わりました。
まだまだスタッフが揃わず、また段取りも悪く参加の皆様にはご迷惑をかけた部分も多々ありましたが、
来年に向けてまた一歩踏み出させていただけたと、皆様に感謝申し上げたいと思います。
来年、「ストプロ前向きぶっちぎりトークライブ2011」は、今一生・理事のトークライブで2月にスタートします。
また、こうした若者支援の活動を継続的かつ発展的に進めていくための経費を調達するために、「ストプロ★寄付本プロジェクト」も始めました。
引越しや大掃除の際に「古本」を処分される際は、ぜひストプロへ古本を寄付してください!
それらの古本をストプロ側で古書店に買い上げていただき、活動原資の一部にさせていただきます。
どうか、今後の前ぶち、そしてストプロの活動へのご支援をよろしくお願いいたします。

(※イベント終了後、会場に残った10代たちと記念撮影。後方中央が岡本氏。前方左から私=坪井、高山理事、正木氏。10代たちの顔は、個人情報保護のため、ワンちゃんで代用させていただきました)
文責・坪井恵子(ストプロ代表理事)
テーマ : 出来ることから始めよう!
ジャンル : 福祉・ボランティア

